IPv6にするのはまだ待った方がいい(個人的な意見)

2021.04.15

CATEGORY : 通信

こんにちは、あんみんどうふです。

3月26日に発売したモンハンライズを購入してから毎日モンハン三昧です。

モンハン歴は9年ぐらいで、小学6年生の頃に周りで流行っていたMH3G(モンスターハンター トライジー)がハンターデビューでした。基本的にずっと双剣担いでます。

3G、3rd、4は適当にやり、4Gはモチベーションが湧かず未購入、Xからは本腰を入れて毎作品勲章コンプリート(100%クリア)まで遊んでます。

ちなみにここまで記事の内容と全く関係がありません。


ルーター新調!

4~5年ほど使い続けていた家のルーターの不調が続いていたので、近所の某PCショップで新しいルーター「ASUS TUF-AX3000」を購入しました。

某PCショップさん今回もありがとう!

値札とシールが見えちゃってますが、弊社から近所のお店なので問題ないです。あそこです。

 

このルーター、初回設定が非常に簡単でインターネット環境構築初心者の私でもあっさりとこなせました。ブラウザで設定用のサイトに飛んで書かれているがままに進めていき、気づいたら終わってました。ちゃんと繋がります、すげ~。

それでいて機能も豊富で、例えばWi-Fi6(802.11ax)に対応していたり、最大64台同時接続ができたり、WPA3に対応していたり、細かいファイアウォールの設定ができたり、来客用のゲストWi-Fiを作ったり・・・と、全てを挙げていくとキリがないです。(ここで挙げた機能は今のルーターならみんなできるのかも?)

また、IPv4IPv6の切り替えもメニューから選ぶだけでできます。ユーザビリティに特化していて素晴らしいですね。

今回はこのIPv6にまつわる話です。

 

IPv6ってなーに?

IPv6の特徴を超ざっくり説明します。

  • 最新の通信方式
  • 接続できる数がとんでもなく多い
  • 基本的にはIPv4より回線はやい
  • 最新であるが故に未対応の所が多い

こんな感じです。ちなみにIPv4は現在一般的に使われている通信方式です。

うちの回線どっちだろう?と気になった方は「test-ipv6.com」で簡単に確認できます。

 

毎日、毎時、毎分・・・もしかしたら毎秒?増え続けるインターネットユーザー。多くの方はIPv4という通信方式で通信していますが、これにも限界があります。

各ユーザーには「グローバルIPアドレス」というアドレスが発行されます。今でいうマイナンバーみたいなものです。

このアドレスを使ってどこの誰が通信しているかが管理されています・・・が、IPv4で接続できる台数は約43億台です。

世界人口は2021年現在で約78億人。うち、インターネット利用者は約45億人※。利用者全員がIPv4を使うことはまず無理です。

※ソースはこちら → Digital 2020 – We Are Social

 

そこでIPv6の出番です。IPv6はアドレスに使われるビット数が格段に増え、接続できる台数はなんと約340澗台

億(おく)、兆(ちょう)、京(けい)、垓(がい)・・・あとなんだ?

次に「じょ」が入るんですが漢字が無いので飛ばします。

穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、ですね。10の36乗にあたります。実質無限みたいなものですね。

接続が早い理由はこれもざっくり書くと、IPv4で行う通信を一部スキップしてるからです。

 

これだけあれば数には困らないし、接続も早い、なんて素晴らしいんだ!IPv6最強!IPv6最強!

と思った方もいると思いますが・・・。

 

実はまだ時代が追いついていない

現在IPv6に対応しているのはGoogleサービス全般(Youtubeも含む)、FacebookNetflixWikipediaなどの一部サイトのみ。ゲームではXboxOneが正式に対応しているものの、SwitchやPS4、PCゲームの殆どはまだサポートしていません。個人的にはTwitterが対応していないのが驚き。

なので、対応したサービスへは高速で通信できるものの、対応していないサービスは逆に通信が遅くなったり、最悪通信すらできなくなったりします。

 

前述にあったルーターで私はIPv6の設定を行い、普段通りゲームしながらYouTubeやTwitterを見まくる生活をしていたところに問題が発生しました。

YouTubeは普通に見れてるのに、Twitterの画像読み込みが異常な程に遅い・・・。」

これがIPv6対応・非対応の差です。Twitterに関してはこうなるともはや4G回線の方が早いレベルだったりします。

隣の部屋でAPEXをしていた弟もマッチングにものすごく時間がかかっており、これも同様です。

 

これが正しいとは言い切れないので参考程度に

IPv4・IPv6の超ざっくりイメージ

この現象はIPv4のサービスにIPv6で接続しようとしているのが原因で、「IPv6で接続を試みるも失敗→じゃあIPv4で接続します」といった無駄なプロセスを踏んでしまっていることで通信に遅れが生じます。

また、場合によってはIPv6で接続する際「失敗」という返事が返ってこないままになり、通信すら行えないこともあります

 

原因がわかってからすぐIPv4へ戻しましたが、それまでにかなりの時間を要しました。ルーターやモデムの不調を疑い何度も再起動したり、LANケーブルの接続不良や破損を疑ったり、初期不良だったらどうしよう~!って心配したり・・・。

何はともあれ、家の回線が完全復活したのでよかったです。

 

また、IPv6を使っているとあたかも回線速度が上がったと勘違いしてしまうケースもあります。

実際早くなっているのは確かですが、それはIPv6だけの話であって、IPv4ではそれ以下である場合が殆どです。

Netflixが運営している「fast.com」というサイトをご存知でしょうか。

アクセスするだけでインターネットの回線速度を測定でき、直感的に使えることで人気のサイトですが、運営元のNetflixはIPv6に対応しており、IPv6回線でサイトにアクセスするとIPv6の回線速度が計測されます。

IPv6で接続した状態で確認して「〇〇Mbpsじゃん!めちゃめちゃ早い!」と思っても、Twitter等IPv6に対応していないサイトにアクセスすると逆に遅かったりします。惑わされてはいけない。

(IPv4の方は特に問題なく使えます)

 

総評

私としてはIPv6にするのはまだやめておいた方がいいです。対応しているサービスよりしていないサービスの方が現状多いので今は待つべきかと。

ゲーマーには回線速度を求めてIPv6にする方もいますが同様の理由でおすすめしません。ラグが酷くてファンメ送られたり晒し上げられたりするぐらいならおとなしくIPv4のまま遊びましょう。

 

ちなみに、どうしてもIPv6とIPv4を両立したいという方は「IPv4 over IPv6」がおすすめです。

こちらは速度を落とさずに両方へ対応できるというハイブリッドな通信方式です。IPv6が非対応であると分かった時点でIPv4に切り替えてくれる頭いい子です。

しかし、対応しているプロバイダやルーターを選ぶ必要があるほか、ポート開放が基本的に無理という致命的なデメリットがあるので、ゲームで言うとスプラトゥーン等のP2P通信ができなかったりします。私としてはスプラトゥーンができなくなるのは生き甲斐を1つ失うのと同然なので選択肢から外れますね。

 

とはいえ、暫くすれば最終的にほぼ全てのサービスがIPv6に対応すると思います。今はまだ少数ですが、IPv4ユーザーがIPv6へ徐々に移行し、通信方式の世代交代が行われようとしています。

これを機にIPv6に切り替える準備だけ行っておくのも良いでしょう。

 

あんみんどうふでした。今日も帰ったらモンハンします。

※2021年6月3日、若干記事内容を修正しました。

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